けいすけのフィットネスブログ

パーソナルトレーナー「けいすけ」のブログです。有益なダイエット情報を発信中

MENU

「オーガニック」のメリットとデメリット

f:id:keisukefit:20210903155840j:plain


こんにちは!

パーソナルトレーナーのけいすけです!

 

ダイエットにおいて、食事は切っても切り離せないものですよね。

今回はその食事の中でも「オーガニック」に注目してお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

[オーガニックについて]

近年の健康ブームで、オーガニックは非常に身近な存在になっています。

 

(日本における有機食品とオーガニック)

日本において、有機食品とオーガニックは同じ意味合いで使われています。JAS規格に適合した生産が行われている食品は、登録認定機関が検査を実施しています。正式に認定を受けた事業者のみが、有機JASマークを付与されています。

 

(オーガニックの定義)

農薬や化学肥料に頼らずに、太陽・水・土地・生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法を意味しています。

 

(オーガニックの種類)

有機農産物

種まきや植え付けの2年以上前から、農薬・化学肥料・除草剤を使用していない田畑で作られたものとされています。

また、有機栽培の証である有機JASマークを付けています。農産物の国内総生産量に占める有機農産物の割合は、わずか0.24%です。

 

有機加工食品

原材料である、有機農産物および有機畜産物の有する特性を、製造又は加工の過程で保持されているものをいいます。かつ物理的あるいは生物の機能を利用した加工方法がされていて、化学的に合成された食品添加物、薬剤を使用していないものを指します。

原材料及び添加物の重量に占める割合が、農産物、畜産物、水産物及びこれらの加工品並びに対して5%以下でないといけません。

 

有機畜産物

環境への負荷をできる限り低減して生産された飼料を使用し、動物用医薬品の使用を極力避けているものを指します。また動物の生理学的要求、行動学的要求に配慮して飼養した家畜から生産されたものを指します。

 

有機飼料

有機飼料のJAS規格に従って生産された飼料で、有機でない原材料の比率が5%以下であるものと定められています。

有機飼料の生産の原則として、有機基準で生産された特性を、製造・加工の過程でも保持されます。抗生物質及び組み換えDNA技術を用いたものや、化学的に合成された飼料添加物や薬剤の使用は避けることが前提とされます。

 

 

[オーガニックの安全性]

オーガニック食品は、一般の食品より安全であることは間違いありません。

しかし正確には、健康リスクが0というわけではありません。

 

食品の安全は3つの危害要因が一定以下に抑えられてはじめて成立します。

・異物などの物理的危害

・菌類などの生物的危害

・農薬や重金属等による化学的危害

 

このうち物理的危害と生物的危害は、食品衛生法の下で全ての食品の安全性が担保されているので、オーガニックが特別優れているわけではありません。

しかし、オーガニックは田畑で使う飼料をはじめ、加工食品の添加物でも化学的なものを極力排除するので、一般の食品に比べて化学的危害のリスクが非常に低いです。

とはいえ、オーガニックは化学物質不検出を完全に保証できるわけではありません。オーガニックは確かに健康上では安全性の高い選択肢ですが、だからといって「ゼロリスク」であるということではありません。