女性必見!生理痛を助長する食事!
こんにちは!
パーソナルトレーナーのけいすけです!
今回は女性の方は特に必見です!
生理痛を助長する食事と題して、注意するものやその期間中のオススメ食材などもご紹介していきます。
以前に「生理痛を緩和する方法」として記事を書かせていただきました。
少し似た内容もあるかもしれませんが、是非ご覧いただければと思います。
月経の時期に起こる不調の中で最も多いのが、下腹部や腰が痛くなる月経痛です。子宮が経血を外に押し流そうとして収縮し、同時に子宮内膜の中のプロスタグランジンという発痛物質を分泌することから起こるもので、痛みには個人差があります。
この発痛物質が血液中を流れることで、頭痛などを招く場合もあります。月経痛の程度は年代によって変化するほか、疲れや体調にも左右されます。
[生理痛を助長する栄養素・食物]
①オメガ6
必須脂肪酸であるオメガ6は、牛肉・豚肉・卵・バター・サラダ油・ごま油に含まれます。オメガ6は体内で分解され、その過程でアラキドン酸に変化し、さらにプロスタグランジンに変化します。
体内の炎症部位・損傷部位では神経痛反応としてブラジキニンという神経物質が生成されます。プロスタグランジンはブラジキニンと相互作用し助長し合います。タンパク源として焼き肉などを食べすぎれば、かえって筋肉痛を助長します。これと似た状況が生理痛でも起こります。
②砂糖(白砂糖)
精製されて作られた白砂糖は、身体に必要な栄養素はほぼ入っていません。血糖値の急激な上昇、インスリンの過剰分泌による肥満リスクの増大といった身体的なリスク、血糖値の急降下・セロトニンの分泌量低下で虚無感に襲われ、精神状態の乱高下から精神疾患のリスク増大など、精神面の悪影響も大きくなります。
糖は消化・吸収時に大量のビタミンを消費します。砂糖はその傾向が顕著で、ビタミンB1、マグネシウムといった多くの栄養素を消費し、身体に負担をかけながら吸収していきます。
ビタミンが喪失するということは、コラーゲンの生成が阻害されたり、粘膜に炎症を起こすなどの反応を示します。美容面はもちろん、エネルギー生成にも悪影響が及びます。砂糖の過剰摂取でビタミンが喪失すると、血管の拡張が引き起こされ、体内で炎症反応を引き起こすヒスタミンが分泌されます。
③アルコール
アルコールは分解過程において加水分解されていくが、アセトアルデヒドに分解される過程で、砂糖と同様にヒスタミンが分泌されます。
そもそもアルコールはこれ以外にも多くの健康リスクが存在します。国際ガン研究機関においても、アルコールはタバコ同様にガン発症リスクを高める代表的な存在とされています。
[生理痛を軽減する栄養素・食物]
①オメガ3
オメガ3はαリノレン酸に代表される必須脂肪酸の一つです。DHA・EPAなど魚に多く含まれるほか、アマニ油・えごま油が挙げられます。
②ビタミンA
ニンジンやうなぎに多く含まれ、抗酸化作用が非常に強いため体内のヒスタミンの作用を相殺しつつ、コラーゲン生成、肌のターンオーバーを促してくれます。
③ビタミンC
ビタミンCは抗ストレスビタミンとして知られています。朝には果物を食べるのがオススメです。これはビタミンCを摂取して、日中に多く発生するストレスや、日中最も分泌量が多くなるコルチゾールに対抗できる点にあるとされています。
④ビタミンE
ビタミンCと同様に、抗ストレスビタミンとして知られています。アーモンドなどに多く含まれています。
ビタミンDはうつ病を改善する作用があるとされるほど、抗ストレスビタミンとして知られています。太陽光を浴びて体内に生成できるため、健康・ダイエットを兼ねて15〜30分の散歩をするものオススメです。食材としては、キノコ類や魚介類に多く含まれています。
ほうれん草、ナッツ類、魚、大豆などに多く含まれます。骨の健康や神経伝達のコントロールなどに働くマグネシウムは、欠乏すると精神障害の要因になるのが示唆されています。精神的ストレスでマグネシウム量は低下するので、意識的に摂取をすることが大切です。