実は知られてない「ホルモン」の働き
こんにちは!
パーソナルトレーナーのけいすけです!
今回は身体に大切な働きをする「ホルモン」について一覧でまとめてみましたので、是非ご覧になって頂ければと思います。
もちろんダイエットやボディメイクにも不可欠な物質です。
[ホルモンとは?]
ホルモンとは、内分泌系の内分泌細胞で分泌される情報伝達物質の総称です。通常は血液を通じて内分泌器から離れた部位にある標的細胞の特異的受容体(レセプター)と結合し、その細胞固有の機能を抑制もしくは促進することで、神経系とともに生体の恒常性(ホメオスタシス)を維持する役目があります。
ホルモンの特筆すべき点は、非常に微量で作用するという点にあります。
現時点で体内には100種類以上のホルモンが働いているとされ、現在も新たな種類が発見されています。
[内分泌腺]
ホルモンが生成される場所を「内分泌腺」と呼び、主に次の6部位が挙げられます。
①脳下垂体
甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモンなどが分泌されます。
②甲状腺
甲状腺ホルモンが分泌されます。このホルモンが過剰分泌されるとバセドウ病の原因にもなり、量が少ないと浮腫などの原因にもなります。
③副甲状腺
副甲状腺ホルモンが分泌されます。多すぎると骨軟化の原因になり、少ないと神経の興奮による手足の筋群の痙攣が起こりやすくなります。
④膵臓
膵臓内のグルカゴン、インスリンなどが分泌されます。糖尿病と深く関係しています。
⑤副腎
副腎皮質ホルモンが分泌され、血液中の水分・ミネラル・糖の量を調整しています。またストレスに対する反応を調節する副腎髄質ホルモンも分泌されます。
⑥生殖腺
性ホルモンが分泌されています。
[ホルモンの種類と作用]
①ペプチドホルモン
アミノ酸のペプチド結合により生成されます。大分子量のプレプロホルモンとして合成され、小胞体でシグナルペプチドが切断→プロホルモンとなります。さらにそれが切断され活性型のホルモンとなります。
②アミンホルモン
アミンはチロシンの誘導体です。副腎髄質で分泌されるアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンの総称であるカテコールアミンは、チロシンの水酸化と脱炭素で生成されます。また甲状腺ホルモンは、チロシンのヨウ素化で生成されます。
③ステロイドホルモン
副腎髄質ホルモンや精巣ホルモン、卵巣ホルモンなどが該当します。
コレステロールから合成されるホルモンで、今回解説する女性ホルモンもこれに当てはまります。
④女性ホルモン
・エストロゲン(卵胞ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)