身体に必要な栄養素一覧 〜ビタミン編〜
こんにちは!
パーソナルトレーナーのけいすけです!
今回は「身体に必要な栄養素」の第2弾としてビタミンをご紹介していきます。
ビタミンの働きとしては直接人体のエネルギー源にはなりませんが、他の栄養素がしっかり働くための機能を担っています。
身体への必要量としてはそこまで多くありませんが、体内で作る事ができないのと、不足してしまうと健康への影響も出てきますので、意識して摂る事が大切です!
ビタミンは「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」の2種類があります。
●水溶性ビタミン
糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをしています。
また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
主に豚肉,レバー,豆類に含まれています。
皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質・脂質・タンパク質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。
主にレバー,うなぎ,卵,納豆,乳製品などに多く含まれています。
細胞でエネルギーを産生する際に働く酵素を補助する不可欠な働きをしています。
主にレバー,魚,肉類に多く含まれています。
・ビタミンB6
食品中のタンパク質からエネルギー産生したり、筋肉や血液などが作られたりする時に働いています。
主に魚類,レバーなどに多く含まれています。
葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。
脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。
主に動物性食品に多く含まれています。
・葉酸
タンパク質や細胞を作る時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。
さらにビタミンB12と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。
主にレバーのほか、枝豆やモロヘイヤ,ほうれん草,ブロッコリーといった緑黄色野菜に含まれています。
糖質・脂質・タンパク質の代謝とエネルギー産生に不可欠な酵素を補助する役割をしています。またコレステロールや免疫などの合成にも関与しています。
主にレバーや納豆に多く含まれています。
・ビタミンC
コラーゲンを作るのに必要不可欠です。また皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
主に果物や野菜に多く含まれています。
●脂溶性ビタミン
・ビタミンA
身体の発育を促進し、肌の健康を維持したりしています。
さらに目や鼻、喉の粘膜に働き、細菌の侵入を防いだりといった効果もあります。
主に、うなぎやレバー,チーズ,緑黄色野菜に含まれています。
小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨を作る働きがあります。
主に魚介類,卵,きのこに含まれています。また日光を浴びることも大切です。
・ビタミンE
抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
この働きから、体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化などの生活習慣病や老化を予防することが期待されています。
主にアーモンドやナッツ類、うなぎや魚介類に含まれています。
・ビタミンK
骨を作るには必要不可欠です。骨にあるタンパク質を活性化し、骨の形成を促します。
主に納豆や小松菜、ほうれん草に含まれています。